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【パソコン不要の液タブ】ugee「Fun Drawing Pad UT2」を実機レビュー

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液晶タブレットといえば、「パソコンにつないで使うもの」というイメージが強いですよね。
ですがここ最近は、パソコンなしで絵が描ける 「パソコン不要 液タブ」 が注目を集めています。

液タブ本体にAndroid OSを搭載しているので、タブレット単体で本格的なイラスト制作ができます!

ラン
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つまり、いつでもどこでもお絵描きできるってことね♪

2025年になってから、Wacom、XPPen、Huionなど各ペンタブメーカーからも「パソコン不要液タブ」が発売され、選択肢が充実してきました。

私もどれにしようか迷ったのですが、最終的にAmazonのセールでugeeの「Fun Drawing Pad UT2」を購入しました!


本記事では、1ヶ月ほど使ってみた感想をご紹介したいと思います。
実はこのとき決め手になったのは「価格」です。他のパソコン不要の液タブに比べてかなりお安いこちらの製品、実際に使ってみてどうだったのか?正直レビューしていきます。

ugee「Fun Drawing Pad UT2」

私は以前にXPPen「Magic Drawing Pad」もレンタルで2週間ほど使った経験がありますので、そちらとの比較も交えながらレビューしていきます。

12インチ | 1920×1080 | 筆圧レベル 16384 | Android 14搭載
¥69,000 (2025/11/08 21:03時点 | Amazon調べ)

開封レビュー:まずはデザインとサイズ感をチェック

パッケージを開封すると、「タブレット」「タブレットケース」 が入っていました。

ugee「Fun Drawing Pad UT2」の本体とケース

そのほか、充電ケーブル・ペンの替芯・グローブなどの付属品もひと通りそろっています。

パッケージ内容
  • タブレット本体
  • スタイラスペン
  • 芯抜き
  • 替芯
  • 電源アダプター
  • USB-Cケーブル
  • グローブ
  • カードスロットピン
  • タブレットケース
  • クイックガイド
  • 保証書
「Fun Drawing Pad UT2」の同梱品
「Fun Drawing Pad UT2」の同梱品


こちらがタブレット本体とペンです。

「Fun Drawing Pad UT2」タブレット本体

大きさはA4と比べるとかなり小さめ、B5サイズよりも少し小さいくらいのサイズです。
XPPenの「Magic Drawing Pad」はA4スケッチブックとほぼ同じサイズ感だったので、この「Fun Drawing Pad」はかなりコンパクトなサイズと言えます。

「Fun Drawing Pad UT2」サイズ
るん
るん

個人的には「Magic Drawing Pad」は少し大きいと感じていたので、このくらいのサイズの方が好みです

タブレットケースには「ペン収納スペース」があります。かなりきっちりとペンがはまるようになっていて、落とす心配はないのですが、取り出すときにちょっと力が必要です。

「Fun Drawing Pad UT2」ケース

実際に描いてみた感想

基本的には Androidタブレットと同じ感覚で操作できるため、スマホに慣れていれば戸惑うことはありません。

「Fun Drawing Pad UT2」本体とペン

ペンは充電式

ペンは充電式です。USB-C端子がついていて、ここから充電をします。
充電不要のペンに比べると少し手間ですが、一度充電しておけばかなり持つのでその点は問題なさそうです。

また、ペンにはテールスイッチはありますが、サイドボタンはありません

「Fun Drawing Pad UT2」ペン

紙に描くような自然な描き心地

早速、普段使っている「CLIP STUDIO PAINT」でお絵描きをしてみました。

「筆圧レベル4096」というスペックは、現代の液タブとしてはやや物足りなく感じるかもしれません。しかし実際に描いてみると、そこはほとんど気になりませんでした。
さらに、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小や回転が直感的に操作できるのも快適です。

ただ少し気になったのがペンの質感。軽いのは良いのですが、グリップ部分がつるつるしていて、持ち心地はあまりしっくりこないです。あと、ペンが少し長めなのもやや違和感があります。

「Fun Drawing Pad UT2」で描いたラフスケッチ

私の「パソコン不要液タブ」の用途は、旅先やソファでくつろぎながらラフスケッチを描くこと。繊細な仕上げを求めるわけではないので、その目的としては十分な描き心地だと思います。
ただ、XPPenの「Magic Drawing Pad」と比べると、やや描きやすさに差を感じます。この「Fun Drawing Pad」だけで本格的なイラスト制作をするには、少し物足りないかもしれません。

るん
るん

ラフスケッチを描く分には全然OK、快適な描き心地です!

「メモリ 6GB」でも問題なし

私が購入を検討していたとき、スペック上の不安要素として「メモリ」がありました。

他のパソコン不要液タブのメモリは「8GB」が多いのですが、この製品は「6GB」です。ペイントソフトの動きが遅かったり、落ちてしまわないかと不安がありました。
ですが、使ってみるとそのような問題はありませんでした。(私はCLIP STUDIO PAINTを使っています)

実際、CLIP STUDIO PAINTの動作環境は「必須メモリ4GB/推奨メモリ6GB」なのでスペック的にも問題ないと思われます。

ただし、レイヤー数の多い漫画作品を開くと「メモリ使用量」の警告が出る場合がありました。このときのメモリ使用量を測定してみると2.2GBほど。Android自体が1.5GBほどメモリを利用していることを考えると、必須4GBというのは納得の数字ですね。警告は出るものの、動きが遅くなったりアプリが落ちてしまうということはありませんでした。

「Fun Drawing Pad UT2」メモリ警告

リラックスしながら描けるのが楽しい

私の場合、本気の作業はデスクで行っていますが、アイデア出しやラフスケッチはソファでリラックスしながらスケッチブックに描くことも多いです。
ただ、アナログだと描き直しがきかないですし、後からスキャンしてパソコンに取り込むのも結構めんどうなんですよね…。

その点、「Fun Drawing Pad」のようなパソコン不要の液タブなら、いつでもどこでも気軽に描けます。しかも、アイビスペイントやCLIP STUDIO PAINTが使えるので、パソコンとデータを共有して続きを描くのも簡単です。

るん
るん

スケッチがさらに楽しくなりました✨

まとめ

各メーカーから「パソコン不要の液タブ」が発売される中で、本製品は価格的にもスペック的にも初心者の方が手を出しやすい製品だと思います。

これだけでがっつりイラストやマンガを描くのは厳しいかもしれませんが、私のように「ラフスケッチ」用途ならば何の問題もなく、快適に使うことができました。

パソコンは持っていないけど、ちょっとデジタルイラストを始めてみたいという人にもオススメの1台です。

私もこの「Fun Drawing Pad UT2」を買ったことで、旅先でスケッチをしたり、ソファでくつろぎながら落描きしたりと、お絵描きの幅が広がりました。

るん
るん

「パソコン不要の液タブ」でより楽しいお絵描きライフを♪

プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

AIイラスト・AIマンガ創作のノウハウを発信しています。もともとはIT企業で働いていたエンジニアです(現在は独立)。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました…が、2022年に「NovelAI」と出会ってお絵描きへの情熱を取り戻しました!

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