
Eagleのデータを2台のPCで共有したいの

クラウドを使えばOKです!
画像管理ソフト「Eagle」は、大量の画像を整理・管理するのに便利なツールです。Eagleを購入すると2台のパソコンにインストールすることができます。
しかし、そのままではパソコンごとに別々のライブラリを管理することになるので、データがそれぞれ独立してしまいます。これはちょっと不便ですよね。

つまり、「パソコンA」から「パソコンB」のデータを見れない…💦

そこで便利なのがクラウドストレージを使った同期です。クラウドにデータを保存すれば、同じライブラリを複数のPCで共有でき、どこでも同じデータにアクセスできます。

さらに、万が一、パソコンのストレージが壊れてしまったときのバックアップにもなります!
本記事では、iCloud、Google Drive、Dropbox、OneDriveなどのクラウドストレージを活用して、Eagleライブラリを安全にバックアップ・同期する方法を解説します
- Eagleを2台以上のパソコンで使いたい
- パソコンを買い替えたときに、データを簡単に移行できるようにしたい
- Eagleのデータを安全にバックアップしたい
- リモートワークや外出先でもEagleを活用したい
Eagleのデータはどこにある?
Eagleを使うと、たくさんの画像をわかりやすく整理できますが、Eagleそのものは「クラウドにデータを保存するサービス」ではありません。
たとえば、GoogleフォトやiCloudのように、インターネット上にデータを保存して、どこからでもアクセスできるわけではないのです。
Eagleは、画像などのデータを「ライブラリ」として管理します。このライブラリは、あなたのパソコンの中に保存されるため、基本的にはそのパソコンでしか使えません。

しかし、Eagleの「ライブラリ」はつまるところただの「フォルダ」なので、OneDriveやGoogle Drive、Dropboxなどの「クラウドストレージサービス」を使えば、複数のパソコンで同じライブラリを共有できます。
クラウドストレージサービスとは、インターネットを使ってデータを保存し、どのパソコンからでもアクセスできる仕組みのことです。
具体的には、Eagleのライブラリをクラウドストレージの「同期フォルダ」に保存すれば、クラウド経由で別のパソコンにも同じデータが自動的にコピーされます。こうすることで、2台以上のパソコンでも同じライブラリを開いて使うことができるのです。

データを同期する手順
では、ここからは2台のパソコンでEagleのデータを同期させる手順を説明します。
ステップ0:事前準備
![[Eagleデータ同期] 事前準備](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_0.png)
✅ クラウドストレージサービスを契約&インストール
事前準備としてクラウドストレージサービスを契約し、アプリを2台のパソコンにインストールしておきます。
代表的なクラウドストレージサービスには以下のようなものがあります。
「クラウドストレージ 比較」などで検索すると、たくさんの比較サイトやブログがヒットしますので、それらの情報を参照しつつお好みのサービスを選んでみてください。
- Google Drive
- OneDrive
- Dropbox
- iCloud Drive
✅ Eagleを両方のパソコンにインストール
また、Eagleもそれぞれのパソコンにインストールしておきます。

Eagleは1ライセンスで2台まで使えます
以降は「OneDrive」を例にして説明していきます。
パソコンAとパソコンBで、「イラスト」というライブラリを共有するという場面設定で進めましょう。最初の状態では「イラスト」ライブラリはパソコンAの中だけにあります。
![[Eagleデータ同期] 状況設定](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_1_1.png)
ステップ1:パソコンAでEagleのライブラリをOneDriveに保存する
まずは「パソコンA」での作業です。
次の手順で、パソコンA内にある「イラスト」ライブラリをOneDriveと同期させていきます。
✅ OneDriveのフォルダを確認
パソコンのエクスプローラーを開いて、「OneDrive」というフォルダがあることを確認してください。
![[Eagleデータ同期] パソコンAでOneDriveフォルダを確認](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_1_2.png)
✅ EagleのライブラリをOneDriveに移動
Eagleのライブラリは結局、単なる「フォルダ」で「〇〇.library」のような名前になっています。フォルダなので、自由に移動できます。
ここでは「イラスト.library」をOneDriveフォルダ内に移動させましょう。移動させると、Eagleのライブラリ内のデータがOneDriveにアップロードされ、データが同期されます。
![[Eagleデータ同期] パソコンAでライブラリをOneDriveに移動](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_1_3.png)
✅ Eagleのライブラリを開けることを確認
ここでEagleでライブラリを開くとこんな風に開けません。保存場所が移動したためです。ここで「別のパスを選択」をクリックします。
![[Eagleデータ同期] パソコンAでEagleを起動](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_1_4.png)
「ライブラリの切り替え」をクリックして、先ほど移動した「イラスト.library」を選択します。
![[Eagleデータ同期] パソコンAでEagleライブラリを開く](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_1_5.png)
すると無事ライブラリを開くことができます。
ここまでの作業を行うと、Eagleのデータはこのような状態になっています。
![[Eagleデータ同期] パソコンAでの作業が完了した状態](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_2_1.png)
ステップ2:パソコンBでOneDriveからライブラリを開く
続いてパソコンBでの作業です。
✅OneDriveのフォルダを確認
パソコンBでOneDriveフォルダを開き、ステップ1で保存したEagleのライブラリが入っているか確認します。
※データの同期には数分~数十分かかることもあるので、少し待ちましょう。
![[Eagleデータ同期] パソコンBでOneDriveフォルダを確認](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_2_2.png)
✅ Eagleでライブラリを開く
パソコンBでEagleを起動して、「ライブラリの切り替え」をクリックします。
OneDriveに保存されている先ほどの「イラスト.library」を選択します。
![[Eagleデータ同期] パソコンBでEagleライブラリを開く](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_2_3.png)
✅ これで2台のPCで同じEagleライブラリを使えるようになります!
また、Eagleのデータがクラウドストレージで保管できるようになるので、万が一パソコンが故障したときのバックアップにもなります。
![[Eagleデータ同期] 2台のPCで同期が完了](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/03/eagle_2pc_sync_2_4.png)
まとめ|クラウドを活用してEagleを快適に使おう!
Eagleはローカル管理型のソフトですが、クラウドストレージを活用すれば2台以上のPCでデータを同期できます。
📌 Eagleの同期方法まとめ
✅ クラウドストレージを利用(Google Drive, Dropbox など)
✅ Eagleライブラリをクラウドフォルダに移動
✅ 別のPCのEagleで「ライブラリを開く」を実行

やったね♪

皆さんも今すぐ試して、どこでも快適にEagleを使える環境を作りましょう!
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