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AIイラストはマウスじゃダメ?「ペンタブ」でさらなる創作体験へ

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AIイラストにも「ペンタブ」って必要なの?

るん
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「ペンタブ」があると創作体験が変わります✨

デジタルイラストに欠かせない道具――それが「ペンタブレット」です。
一方で近年は、テキストを入力するだけで完成度の高い作品を出力できる「AIイラスト」が登場し、「ペンタブは必要ないのでは?」と思う人も少なくありません。

ですが、「AIイラストだからペンタブは使わない」では非常にもったいないです。
ペンタブを活用すれば、AIイラストの可能性をさらに広げ、創作体験を一段上のレベルへ引き上げることができます。

この記事では、AIイラスト歴3年・ペンタブ歴10年以上の筆者が、AIイラストユーザーにこそペンタブを使ってほしい3つの理由を解説します。

この記事はこんな人にオススメ
  • 「AIイラストを始めたけど、仕上がりに満足できない」と感じている人
  • AIイラストにもペンタブは必要なの?」と疑問を持っている人
  • マウスやタッチパッドで修正していて「思うように描けない」と困っている人
  • AIに任せきりではなく「自分の表現をもっと反映したい」と考えている人
  • これからペンタブ購入を検討していて「AIイラストでも使えるのか知りたい」人

AIイラストにペンタブが必要な3つの理由

修正や描き足しが圧倒的にやりやすい

AIが生成するイラストはとても美しいですが、必ずしも完璧ではありません。たとえば「手や指の形がおかしい」「アクセサリーが変な形になっている」「背景が歪んでいる」といった“AI特有の崩れ”はよくある現象です。

「インペインティング」などの機能を使えば、おかしなところをピンポイントで再生成することもできますが、何度やってもうまくいかないこともあります。そんなとき、最終的には人間が手で修正することになるでしょう。

るん
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最後に頼れるのは”自分の腕”です!

マウスを使って修正することも可能ですが、細かい線や曲線を直すには限界があります。
ペンタブなら、紙に描くような自然な感覚で修正できるので、不要な部分をサッと消したり、新しいパーツを描き足したりがスムーズです。

私がAIマンガを描くときも、AIが生成した画像をそのまま使うことは稀で、ほぼ必ず微調整しています。

下の画像の例で言うと

  • 背景の余計な模様を削除
  • お団子の周りの三つ編み(?)を削除
  • 瞳を修正
  • 胸元のリボンタイを描き足し

などの修正を行っています。ペンタブがなかったらおそらく無理(やりたくない!)だと思います。

生成画像を手描きで修正

「AIの出力を100点に近づけるための最終仕上げ」のために、ペンタブは必須のツールと言えるでしょう。

さらに、AIは学習データをベースに「それっぽい絵」を描くのは得意ですが、完全に自分だけのキャラや小物デザインは苦手です。
ペンタブを使って加筆することで、AIの絵に「自分のタッチ」や「オリジナリティ」を吹き込めます。

るん
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私もAIマンガを描くときに、キャラクターの細かい特徴は手で描き足すことが多いです

アイデア出し・ラフ制作がスムーズに

AIに「理想の絵」を最初から出力してもらうのは難しく、プロンプト調整に時間がかかります。
しかし、簡単なラフスケッチを描いてAIに渡せば、イメージのずれを最小限に抑えられます。

るん
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これは「image to image」と呼ばれる方法です

このとき役立つのが、やはりペンタブ。ざっくりとしたポーズや構図をラフで描き、それをAIに読み込ませれば、自分のイメージを反映したイラストが仕上がります。

たとえば、「着物姿の女性が正座でお茶を差し出しているポーズを上から見た構図」というイラストをプロンプトだけで書くのはかなり大変です。

頭の中に明確なイメージがあるのなら、ざっくりでもいいのでペンタブでラフスケッチを描いて、それをimg2imgで整えていくほうが効率的です。

手描きのラフスケッチをimg2imgで清書

「頭の中にあるイメージをAIにどう伝えるか?」は多くの人が抱える悩みですが、ラフを描ければテキストだけでは難しい表現も可能になります。ペンタブは、AIに正確に“イメージの指示”を出すための強力な手段になるのです。

ペンタブはラフ制作を効率化し、AIとのやり取りの精度を高めるツールになります。

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そんなこと言っても、ラフすら描けない場合はどうすれば…

「ラフスケッチすら描く画力がないよ!」という方も安心してください。Stable Diffusionの「image to image」や「Scribble」という機能を使えば、かなり雑なラフスケッチからでもいい感じの絵になります。

創作の「楽しさ」を強く感じることができる

AIにプロンプトを入力してイラストを生成するだけでは、作品に「自分が作った感」が薄くなりがちです。ペンタブを使って手を動かすことで、以下のようなメリットを得られます。

  • 自分の加筆が作品に活きる
  • 完成したときの達成感が増す
  • 「AI任せ」ではなく「AIと一緒に作った」感覚になる

結果として、モチベーションや創作意欲を長く維持できるようになります。

るん
るん

私が3年以上もAIイラスト・AIマンガを続けられているのは、この「自分で創った達成感」があるからです✨

下の作品は私が初めて描いたAIマンガのイメージイラストです。手描きのラフスケッチの雰囲気を残しつつ、AIを使ってきれいなイラストに整えています。

このイラストはとても気に入っていてずっと私のスマホの待受画面にしているほどです。ここまで愛着が湧いているのも、「手描きのイラスト」をAIとの協業でひとつの作品に仕上げたという感覚があるからだと思います。

img2imgでラフスケッチを清書

まとめ―AIイラストこそペンタブを!

ペンタブは、

  1. 修正や描き足しが圧倒的にやりやすい
  2. アイデア出し・ラフ制作がスムーズに
  3. 創作の「楽しさ」を強く感じることができる

という3つの側面から、AIイラストを強力にサポートします。

「AIイラストだから手で描く必要はない」と思わずに、ぜひペンタブを使って、よりAIイラストを楽しんでみてください♪


初めての1台なら5000円前後で気楽に買えるペンタブをオススメします。
私が実際に使ってレビューしていますので、こちらの記事もご参考にしてみてださい。

プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

AIイラスト・AIマンガ創作のノウハウを発信しています。もともとはIT企業で働いていたエンジニアです(現在は独立)。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました…が、2022年に「NovelAI」と出会ってお絵描きへの情熱を取り戻しました!

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