デジタルイラストに必須の「ペンタブレット」。
ここ最近はStable DiffusionやNovelAIなどの「AIイラスト」を始める人も増えてきましたが、自分で下絵を描いたり、生成した画像を微修正するときに、ペンタブレットはとても役立ちます。

ペンタブレットに興味あるけど、製品多すぎ!
と困っている方のために、初心者におすすめのペンタブレットを、私が実際に使ってみて徹底レビューします🔍
この記事でご紹介するのは「ワコム Intuos Small」です♪
それでは、いってみましょう!


ワコムってどんなメーカー?
ワコム(Wacom)は、日本に本社を置く世界的なペンタブレットメーカーです。1983年に設立されて以来、プロのクリエイターから初心者まで幅広いユーザーに向けて、高品質なペンタブレットや液晶タブレットを提供しています。
特に有名なのが「Intuos(板タブ)」シリーズと「Cintiq(液タブ)」シリーズ。イラスト、漫画、写真編集、デザイン、さらには教育やビジネス用途まで、さまざまなシーンで活用されています。
日本ではおよそ90%という圧倒的なシェアを誇るメーカーです。
Intuosの仕様と外観
Intuosを開封すると、こんな感じです。

色 | ブラック |
外形寸法 | 約20.0×16.0×0.88cm ※公式仕様 |
重さ | 230g ※公式仕様 |
インターフェース | USB |
筆圧感知 | 4096レベル |
ショートカットキー | 4個 |
対応OS | Windows、MacOS、Chrome、Android |
本体

サイズはA4よりも少し小さいくらいです。
作業領域(ペンを認識するエリア)は「約15cm×9.5cm」なので、ペンタブの中では中くらいのサイズかなと思います。
ぱっと見は「すっきりしてスマート」という印象です。
ファンクションキーは本体の上部に4個あります。全体的にトレイ状にすこしくぼんでいるのは、ここがペンを置くトレイとしても使えるからなのだそうです。
ペンタブの中には描きやすいように手前に向かって傾斜がついている製品もありますが、このIntuosは傾斜はなくフラットです。

ペン
ペンにはボタンは2つです。ペンのグリップはゴムのようになっているので、持ったときに滑りにくく、しっくりきます。

ペンスタンドやペンケースはありません。
Intuosを使ってみた
ここからは私が実際にIntuosを使ってみて感じたことを記載していきます。
線にしっかり強弱がつけられる
筆圧検知は4096レベルです。最近のペンタブは8192レベルのものも多く、それに比べるとスペック上は見劣りしますが、実際に使ってみた感じでは8192レベルとの違いは感じませんでした。線にしっかり強弱をつけられます。

左利きでも右利きでもOK
ファンクションキーが上部にあって左右対称なので、特に設定等を変更することなく、右利きでも左利きでも使えます。
ただ、ペンを持っている側にあるキーは正直言って押しにくいです…。右利きの私の場合は、右2つのキーは押しにくいので、実質的には左2つしか使えず、ちょっと不便に感じます。ペンタブとは別に「左手デバイス」を持っているのであれば、問題ないと思います。

スマホ/タブレットで使える
OTGアダプターを使えば、スマホやタブレットに接続して使うことができます。ただし、本製品自体にはOTGアダプターは付属していないので、スマホ接続したい人は別途購入する必要があります。
動作確認済アダプターはワコム公式ページに記載されています。

まとめ
- すっきりスマートな外観
- ペンが握りやすい
- 右利き/左利きどちらもOKなデザイン
- ファンクションキーが押しにくい位置にある
- OTGアダプターが別売り
✅本記事で紹介したペンタブレット

もっと大きいサイズがいい人は「Medium」もあります。
また、有線接続がわずらわしいという人は「ワイヤレス」もあります。

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