
画像生成できる「Imagen 3」ってのが気になってます👀

「Imagen 3」はGoogleが開発した画像生成AIで無料で利用できますよ!
「Imagen 3」とは?

Imagen 3はGoogleが開発した画像生成AIで、テキストから高品質なイラストを生成できることが特徴です。特にリアル系の画像生成が得意ですが、適切なプロンプトを使用すればアニメ風のイラストも生成できます。

ずばりImagen3の特徴をまとめました
✅無料で使える
Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用できます。私が使っている限りでは、生成枚数に制限もないようです。
✅プロンプトは英語
プロンプトは英語で入力する必要があります。プロンプトを日本語で入力しても画像を生成できません。
✅アニメ風も実写風もOK
プロンプトに「画像のスタイル(例. anime style や pixel artなど)」を指定することで、さまざまな絵柄の画像を生成できます。
✅シンプルな使い勝手
画像生成の設定は「アスペクト比」くらいしかないので、初心者でも簡単に使えます。
では、詳しく見ていきましょう!皆さんもこの記事を見ながら実際に遊んでみてくださいね♪

無料だしね😊遊んだもん勝ちっ!
「Imagen 3」の始め方
準備
- Googleアカウント
Imagen 3を始めるのに必要なものは「Googleアカウント」だけです。スマホからでも使えるので、PCも必須ではありません。無料なので当然クレジットカードなどの登録もありません。
画像生成を始める
Imagen 3は、以下のプラットフォームで利用できます。
- Gemini(Googleの生成AIサービス。 ChatGPTのようなもの)
- ImageFX(Googleの画像生成サービス)
「Gemini」では現在、人物を含む画像の生成はできないようです。なので、現時点では「ImageFX」を使った方が良さそうです。使い勝手としても、ImageFXの方が使いやすいと思います。

では一緒に始めましょう!
Imagen 3にアクセスして、「Try in ImageFX」をクリックしましょう。
![[Imagen 3] トップ画面](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_top.png)
ImageFXを利用するにはGoogleアカウントでサインインする必要があります。
![[Imagen 3] Googleアカウントでサインイン](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_start_signin.png)
これはImageFXの基本画面です。かなりシンプルですね。
![[Imagen 3] Imagen 3の基本画面](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_first_screen.png)
画像を生成してみよう
では早速、画像を生成していきましょう♪
まず生成する画像の「アスペクト比(縦横比)」を設定します。
![[Imagen 3] 画像生成の設定](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_setting.png)
次は「プロンプト」の入力です。プロンプトとは「生成したい画像を説明するテキスト」のことです。

つまり「こんな絵を描いて~」っていう指示のこと
注意点として、プロンプトは英語のみ対応で日本語は使えないということです。なので、プロンプトを思い浮かべたら、それを英訳しないといけません。
![[Imagen 3] プロンプトの入力](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_prompt.png)
ここでは例として以下のようなプロンプトを入力します。
A girl wearing a white kimono looking sadly at me in a moonlit shrine on a night with fluttering cherry blossoms, anime style
これは日本語訳すると「桜の舞う夜の月明かりの神社で悲しげにこちらを見る白い着物の少女、アニメ風」という感じです。
ここでのポイントは最後の「anime style」です。これがないと実写風の画像になります。
Imagen 3はさまざまな絵柄の画像生成に対応していますので、画像生成のときには、自分の描きたい絵柄(画風)を指定する必要があることを覚えておきましょう。
![[Imagen 3] プロンプトのポイント](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_prompt_point.png)
ここまでできたら「作成」ボタンをクリックします。画像が生成されるまで10~20秒くらい待ちましょう。
![[Imagen 3] 画像を生成する](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_img_generate.png)
1度の生成で4枚の画像が生成されます。
![[Imagen 3] 画像の生成が完了](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_generated_imgs.png)

「作成」する度に違った絵が出来上がるので、気に入った絵ができるまで何度もトライしてみましょう。
上の画像は生成された画像の中の1枚ですが、かなり正確にプロンプトが反映されていますね😊
なお、気に入った画像は必ずダウンロードして保存しておくことをオススメします。生成した画像はいつまでも見れるわけではなく、翌日以降には見れなくなってしまうためです。
![[Imagen 3] 生成した画像はダウンロード推奨](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_download.png)
「Imagen 3」を楽しむコツ
Imagen 3はとても簡単に利用できるサービスですが、イメージに近い画像を生成するにはいくつかのコツがあります。
スタイルを指定する
Imagen 3ではさまざまなスタイル(絵柄・画風)の画像を描くことができます。
プロンプトの最後に「… anime style」などのように指定すればOKです。
私が試してみたスタイルの一部を紹介します。
Two women in her 20s are shaking hands in office. ◯◯
※◯◯のところにスタイル指定が入ります


私が特に気に入ったのは「Japanese monochrome manga style」で、日本の白黒マンガのような絵柄の画像が生成できます。そのままマンガのコマに使えそうなレベルの画像もありました。

ただし、同じスタイルを指定しても、プロンプトが変わると絵のタッチが微妙に変わってしまうため、全体として安定しにくい印象です。(ポジティブにとらえると、多様性があるとも言えます)
Image Creatorとの比較
「Imagen 3」の使い勝手はMicrosoftの「Image Creator」に近いです。
この「Image Creator」もシンプルな使い心地で高クオリティな画像を生成できる画像生成AIサービスで無料で使えます。ただ、Image Creatorは日本語でプロンプトを入力できるというのが大きなアドバンテージでしょう。
同じプロンプトを使って生成された画像を比較したものがこちらです。
「アニメ風(anime style)」「水彩画風(watercolor painting, anime style)」「白黒マンガ風(Japanese monochrome manga style)」のそれぞれで比較しています。



どちらも高クオリティなのは間違いないですが、微妙に絵柄に特徴がありますね。
「anime style」ではImagen 3の方がカチッとした感じの絵柄になります(ちょっと古めのアニメ風?)。Image Creatorの方がやわらかいタッチのような印象です。
私は、anime styleだとImage Creatorのやわらかさが好みですが、Japanese monochrome manga styleではImagen 3の方が好きですね😊
このあたりは好みだと思いますので、両方試してみると良いでしょう。
Image Creatorについてはこちらの記事をご覧くださいませ♪
プロンプトによっては画像生成がブロックされる
Googleポリシーによって、Image 3では過激な画像(「暴力的」「性的」など)、未成年に関する画像、著名人の画像などは作成できないようにブロックされます。
特に未成年に関する画像を生成できないという制約はかなり厳しめで、プロンプトに「young girl」や「little girl」が入っているだけでブロックされがちです。そのため、特に変な意図はない「小さい女の子がビーチで遊んでいる」というような画像でも生成できないこともあります。
![[Imagen 3] ビーチで遊ぶ二人の女性](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_contents_not_blocked.png)
![[Imagen 3] 未成年画像を生成しようとしてブロックされた例](https://runrunsketch.net/wp-content/uploads/2025/02/imagen3_contents_blocked.png)
もし画像が作成できないときは、プロンプトに未成年に関連するような言葉が入っていないかチェックしてみてください。
成人女性のキャラクターを描きたいのであれば、ブロックされる可能性の高い「girl」ではなく「woman」という単語を使った方が良いのかもしれません。
補足:生成画像に埋め込まれた情報
Imagen 3には「SynthID」という電子透かし技術が使われています。
この技術により、Imagen 3で生成した画像にはピクセルレベルで透かしが埋め込まれています。見た目は普通の画像ですが、専用の識別アプリで読み取ると、それがImagen 3で生成されたものだと判別できます。つまり「この画像はAIが作ったものです」と確認できる仕組みになっています。
従来のメタデータのように画像とは別の情報として付与されるのではなく、画像そのものに埋め込まれているため、簡単に削除することはできません。

じゃあ、「これは私の手描きです」ってウソをつけないってことね

フェイク画像の拡散防止などにも役立つ技術です✨
この記事では、Imagen 3を使ってアニメ風イラストを作成する方法を解説しました。実際に試しながら、自分の理想のイラストを作り出してみてください!
画像生成AIサービスにはさまざまなものがあります。「Imagen 3」以外のAIについてはこちらの記事で解説しています。
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