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にじジャーニー(niji journey)でAIイラストを始めよう!使い方や料金プランを解説

にじジャーニーでAIイラストを始めよう!
この記事は約7分で読めます。
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にじジャーニーとは

にじジャーニーの生成画像イメージ
筆者が「にじジャーニー」で生成した画像

にじジャーニー(niji journey)」は、近年話題の「画像生成AIサービス」のひとつです。
その特徴は、「にじジャーニー」の名前の通り、「二次元」のアニメ風イラストに特化していることです。

「にじジャーニー」は、AIイラストのさきがけとなった「Midjourney」をベースにしています。写実的な絵が得意なMidjourneyに対して、アニメ風の絵が得意とするのが「にじジャーニー」なのです。

にじジャーニーは使い方や料金の考え方が他の画像生成AIサービスと比べて少しユニークです。
ですので、はじめて使う人はとまどうかもしれません。

本記事では、そんな「にじジャーニー」の使い方や料金プランをわかりやすく解説します!

この記事はこんな人におすすめ
  • アニメ系の「AIイラスト」を始めてみたい
  • 「にじジャーニー」というサービスがどんなものか知りたい
  • どの「AIイラストサービス」がいいか迷っている

にじジャーニーの料金プラン

にじジャーニーの料金プランは、他の画像生成AIサービスとは少し仕組みが違うため、初めて使う人には少しわかりにくいかもしれません。

はじめての人がとまどわないように、まずは料金プランから解説していきます。

にじジャーニーは月額課金または年額課金でのサブスクリプションサービスです。無料で利用することはできません
※スマホアプリ版では初回ログインに限り20回のトライアル生成ができます

プランには「ミニ」「ベーシック」「スタンダード」「プロ」「メガ」の5つがあります。

ただし、ウェブからは「ミニ」は契約できず、スマホアプリからは「メガ」が契約できません。料金も円払いとドル払いで微妙に異なっているのもわかりにくい点です。

にじジャーニーのサブスクリプション契約はアプリ/ディスコード共通
プラン料金/月
スマホアプリからの契約
料金/月
ウェブからの契約
内容
ミニ740円契約不可生成時間80分まで
ベーシック1460円10ドル生成時間200分まで
スタンダード4300円30ドル無制限(高速生成は15時間まで)
プロ8800円60ドル無制限(高速生成は30時間まで)
メガ契約不可120ドル無制限(高速生成は60時間まで)
にじジャーニーの料金プラン
らん
らん

「生成時間80分まで」ってどういう意味…?

にじジャーニーの「生成コスト(使える量)」の考え方はちょっと変わっていて、多くの画像生成AIサービスによくある「月に○○枚まで画像を作れる」という方式ではありません。

にじジャーニーでは「画像を生成できる時間」が与えられ、その時間を使って生成していく方式です。つまり、料金プランの違いは「どれだけ長い時間、AIを使って画像を作れるか」という違いになるわけです。この「時間で管理されている」という点が、他のサービスと異なり、少し特殊に感じられるポイントです。

らん
らん

じゃあ「高速生成は15時間まで」っていうのは?

画像生成には「高速モード(Fastモード)」と「低速モード(Relaxモード)」があります。その名の通り、画像生成を高速で行うか低速で行うかの違いです。低速モードでは生成開始までの待ち時間が長いかわりに生成し放題になります。

【にじジャーニー】料金ごとの生成時間の時間
プランごとの利用可能時間の違い

にじジャーニー公式によると「低速モード」での生成時間は、「高速モード」と変わらないときもあれば、10~20分くらいかかるときもあるとのこと。
なお、「低速モード」は単に時間がかかるかどうかの問題であって、生成画像の品質とは無関係です。

らん
らん

たとえばミニプランの「80分」だと何枚くらい生成できるの?

るん
るん

300枚くらいと考えてください

生成コストが時間単位だとなかなかピンとこないと思いますが、私の場合、80枚生成するのに20分を消費しましたので、ミニプランの80分なら320枚くらい生成できる計算になります。状況によっても違うので、あくまで参考値ですが目安にしてみてください。


そして、料金プランを考える上でもうひとつ重要なポイントは「ステルスモード」です。

生成した画像は基本的には公開されています。つまり誰にでも見られる可能性があるということです。もし公開したくない場合は「ステルスモード」で画像生成する必要があります。

この「ステルスモード」は「プロ」「メガ」プランでのみ利用することが可能です。

にじジャーニーの始め方

にじジャーニーの使い方のイメージと料金プランがわかったところで、具体的な始め方を見ていきましょう。

トップ画面で「ご利用の前に」をクリックします。

にじジャーニーを始める

にじジャーニーのログインは「Discordアカウント」か「Googleアカウント」が必要です。お好きな方法でログインしてください。

にじジャーニーのログイン

ログインすると画像生成画面になります。上部の入力欄にプロンプトを入力して画像を生成するのですが、初回ログイン直後はプランが未契約のため「プラン契約」を促す画面が表示されます。

にじジャーニー:未契約状態

「Join now」をクリックして、プラン選択画面へ進みましょう。

にじジャーニーでプラン契約を促す画面

プランと料金が表示されますが、デフォルト表示では「年間課金」になっているので注意してください。「年額課金」「月額課金」を間違えないように注意して、お好きなプランの「Subscribe」をクリックして支払いに進みます。

にじジャーニーのプラン契約画面

ここで各プランの違いを改めて記載しておきます。(2025年5月時点の情報です)

プラン料金/月
スマホアプリからの契約
料金/月
ウェブからの契約
内容
ミニ740円契約不可生成時間80分まで
ベーシック1460円10ドル生成時間200分まで
スタンダード4300円30ドル無制限(高速生成は15時間まで)
プロ8800円60ドル無制限(高速生成は30時間まで)
メガ契約不可120ドル無制限(高速生成は60時間まで)
にじジャーニーの料金プラン

ウェブ版からの契約では、以下の点に注意してください。

ウェブ版からの契約の注意点
  • 「ミニ」プランは契約できない
  • 単位は「ドル」

スマホアプリから契約をしたい場合には、下記の記事を参照ください。
スマホアプリでは、「ミニ」プランが契約でき、単位は「円」です。スマホアプリから契約しても、ウェブ版のにじジャーニーを使うことができます。

以上で、プラン契約完了です。画像生成できるようになりました🎉

らん
らん

やったね!

にじジャーニーで画像を生成する

ここまで長かったですね。お疲れさまでした🍵
ようやく準備が整ったので、にじジャーニーでAIイラストを生成してみましょう🎨

まず、左側メニューの「作成」をクリックして、画像の作成画面に移動します。

にじジャーニー:画像作成に移動

画面の上部に「What will you imagine?」とうっすら表示されている入力ボックスがあると思います。ここにどんな絵を描きたいのかを入力します。
この「どんな絵を描きたいか」の指示のことを「プロンプト」といいます。

にじジャーニー:プロンプトの入力ボックス

一般的に画像生成AIのプロンプトは英語で書くことが多いのですが、にじジャーニーではプロンプトは日本語でもOKなのが嬉しいポイントです!(英語でもOKです)

プロンプトは「文章」でも良いですし、「フレーズをカンマ区切りで並べる」やり方でも構いません。

にじジャーニーのプロンプトパターン

ここでは、「女の子、黒髪、ショートヘア、着物、笑顔、公園、紅葉」というプロンプトを入力してみます。

にじジャーニー:プロンプトを入力

次にプロンプトの横にある「Setting(詳細設定)」ボタンをクリックします。さまざまな設定がありますが、今は2つだけ確認しましょう。

Image Size:生成画像の縦横比です。

Version:画像生成に使用するAIモデルのバージョンです。アニメ系のイラストを作りたいのであれば最新モデルである「Niji 6」を選択しておけば大丈夫です。

にじジャーニー:詳細設定

以上の設定ができたら、プロンプトの横にある「紙飛行機のアイコン(Submit)」をクリックして、画像生成を開始します。

にじジャーニー:画像生成を開始

状況にもよりますが、画像は数十秒で生成されます。
ぼやっとした画像からじわじわと画像が生成されていく様子がわかります。

にじジャーニー:画像が生成されていく様子
にじジャーニー:4枚の絵が完成
らん
らん

おおー!かわいい♪

にじジャーニーでは1回の生成で同時に4枚のイラストが生成されます。
画像をクリックすれば大きく表示され、ダウンロードすることもできます。

にじジャーニー:生成画像のダウンロード

まとめ

「にじジャーニー」はアニメ系のイラストに特化した画像生成AIサービスです。日本語のプロンプトも使えるため、初心者の方にも使いやすいことが特徴です。
無料で使うことはできませんが、月額740円から気軽に始めることができます。

新モデルが登場したり、スマホアプリが提供されたりと、進化を続ける「にじジャーニー」に今後も注目です!

他の画像生成AIサービスも知りたいという人はこちらの記事もおすすめ

プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

AIイラスト・AIマンガ創作のノウハウを発信しています。もともとはIT企業で働いていたエンジニアです(現在は独立)。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました…が、2022年に「NovelAI」と出会ってお絵描きへの情熱を取り戻しました!

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