
NovelAIの設定にある「正確度」って何…?

プロンプトへの反応度合いのことです
NovelAIの画像生成では「正確度」という設定があります。詳細設定を開くと「プロンプトガイダンス」という名前になっています。この数値は何を意味するのでしょうか?

この「正確度(プロンプトガイダンス)」とは、「AIがプロンプトにどれくらい反応するかの度合い」のことです。
「正確度(プロンプトガイダンス)」の値を小さくするとふわっとソフトな印象になり、大きくするとパキッとシャープになります。
「V4モデル」では、デフォルト値は「5.5」に設定されていて、0から10まで設定することができます(小数も可)。
「プロンプトガイダンス」で絵の雰囲気を変える
このイラストをベースにして、「プロンプトガイダンス」の値を小さくしたり大きくしたりして、絵の雰囲気がどのよう変わるのか見てみましょう。

値を小さくする

値を小さくすると、ふわっと幻想的な雰囲気に
「プロンプトガイダンス」を「2」に設定してみましょう。元の絵よりもソフトな雰囲気になりましたね。

値を大きくする

値を大きくすると、キリッとシャープな雰囲気に
「プロンプトガイダンス」を「7」まで大きくすると、線がキリッとシャープな印象になりました。

プロンプトガイダンスの値は適正な範囲で

小さくし過ぎ・大きくし過ぎは禁物!
プロンプトガイダンスは0~10の間で設定できますが、小さくしすぎたり大きくしすぎたりすると警告が表示されます。(警告が出るだけで画像は生成できます)

プロンプトガイダンスを小さくしていくとソフトで幻想的な雰囲気になっていきますが、小さく過ぎるともはや何が描かれているのかよくわからない絵になります。
先ほどのイラストをプロンプトガイダンス「0」で生成するとこんな絵になりました。


煙のお化けみたい…
逆に、値を大きくしすぎると絵柄がパキッとしすぎて、クドくなります。


彩度が高くてギラついた印象です
基本的にはプロンプトガイダンスはデフォルト値のままで生成して、絵の印象を変えたいときに適正範囲で調整するとよいでしょう。
プロンプトガイダンスの再調整
なんらかの理由で高いガイダンス値を使いたい場合は、「プロンプトガイダンスの再調整」という設定値によって強すぎる輪郭や色を柔らかく調整することもできます。


まとめ
NovelAIの「正確度(プロンプトガイダンス)」とは、「AIがプロンプトにどれくらい反応するかの度合い」のことです。
この値を小さくするとふわっとソフトな印象になり、大きくするとパキッとシャープになります。
ただし、値を小さくしすぎたり大きくしすぎたりすると絵に悪影響を及ぼすので、適正な範囲で調整するようにしましょう。

絵の雰囲気を変えたいときは調整してみます!

イラストの幅が広がりそうですね♪
コメント