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【ペンタブ】GAOMON S620を実機レビュー【5000円以下】

【GAOMON S620】レビュー
この記事は約6分で読めます。

デジタルイラストに必須の「ペンタブレット」。

ここ最近はStable DiffusionやNovelAIなどの「AIイラスト」を始める人も増えてきましたが、自分で下絵を描いたり、生成した画像を微修正するときに、ペンタブレットはとても役立ちます。

らん
らん

ペンタブレットに興味あるけど、製品多すぎ!

と困っている方のために、初心者におすすめのペンタブレットを、私が実際に使ってみて徹底レビューします🔍

この記事でご紹介するのは「GAOMON S630」です♪
それでは、いってみましょう!

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GAOMONってどんなメーカー?

GAOMON(ガオモン)って、あまり聞かないメーカーかもしれませんね。

GAOMONは2011に設立された中国のハイテク企業で、ペンタブレットやトレース台などお絵描き関連の電子製品の販売をしています。

GAOMONの公式サイト

GAOMON S620の外観

GAOMON S620を開封すると、こんな感じです。

【GAOMON S620】パッケージの中身

本体

るん
るん

小さくて軽いので、持ち運びに便利♪

サイズはスマホと比較するとこれくらいです。製品仕様では「21.1 ×17.4×0.8cm」となっています。
作業領域(ペンを認識するエリア)は「6.5×4インチ」で、これくらいがお絵描き用のペンタブレットとして使える最小サイズだと思います。

【GAOMON S620】本体のサイズ
本体はスマホを2,3個並べたくらいの大きさ

厚みはそこそこあって、しっかりしています。
UGEE S640」のような傾斜はついていません。フラットです。
重さを測ってみると、本体は「253g」、ペンは「12g」でした。

【GAOMON S620】本体の厚みはそこそこ
本体の厚みはそこそこ(0.8cm)

本体の上部にはファンクションキーが4個あります。

【GAOMON S620】ファンクションキーは4個

製品のカラーは1色で「ブラック」のみです。

ペン

ペンにはボタンは2つです。ちょうどペンを握ったときに人差し指が来るあたりについています。
ボタンは大きくはありませんが、カチッと押した感もありますので、押しやすい方だと思います。

【GAOMON S620】ペンにボタンは2つ

ペンタブレットによっては、ペンのお尻の方に別のボタン(消しゴムなど)を設定できるものもあるのですが、このGAOMON S620にはありません。
また、このペンはバッテリーも充電も不要です。

フェルトのペンケースが付属しています。

【GAOMON S620】ペンケースが付属

ペンタブレットは使っているうちにペン先がすり減っていくので交換が必要になるのですが、替えのペン先が8個同梱されています。

その他

USBケーブルは本体と独立していて、外せるようになっています。

【GAOMON S620】ケーブルは取り外せる
ケーブルは取り外せる

スマホやタブレットと接続するためのアダプターは「Type-C」のみ付属しています。
「Micro-B」の機器と接続したいときには、別途アダプターを用意する必要があります。

【GAOMON S620】アダプターはType-Cのみ
付属のアダプターは「Type-C」のみ

GAOMON S620を使うための準備

GAOMON S620を使うための準備について説明します。

使用感を知りたい人は、ここは飛ばして「GAOMON S620を使ってみた」をご覧ください。

ドライバのインストール

最初に、ペンタブレットをUSBでPCに接続します。

それからペンタブレットのドライバをインストールしましょう。

GAOMONのドライバページから、「S620」「Driver」を選択し、OSに応じたドライバをダウンロードします。

【GAOMON S620】ドライバーをダウンロード

ダウンロードしたファイルを実行して、ドライバをインストールします。

セッティング

ドライバをインストールすると、ペンタブの設定アプリ(GAOMONTablet)もインストールされています。
ペンタブをPCに接続して、GAOMONTabletを起動しましょう。

ディスプレイとのマッピング

まず必要な設定は、ディスプレイとペンタブレットのマッピングです。
特に複数のディスプレイを使っている人は必須です。

普通、絵を描くときはどれか1つのディスプレイで行うと思いますので、ペンタブレットはそのディスプレイとのみ対応するように設定します。

左側メニューの「デバイス」を選択し、「作業領域」を開きます。ペンタブと対応させたいディスプレイを選択しましょう。

【GAOMON S620】ペンタブとディスプレイとのマッピングを設定する

ペン

なお、ペンには2つのボタンがあります。
これらには「ペンの設定」ー「ペンのショートカット」から任意の機能を割り当てることが可能です。

るん
るん

「ペン」や「消しゴム」「スポイト」など、よく使うボタンを割り当てましょう♪

【GAOMON S620】ペンの設定

ファンクションキー

タブレット本体には4個のファンクションキーがあり、任意のキーを割り当てることができます。

【GAOMON S620】ファンクションキーの設定

GAOMON S620を使ってみた

ここからは私が実際にGAOMON S620を使ってみて感じたことを記載していきます。

対応デバイス

以下が公式仕様上、対応しているデバイスです。

  • Windows 7以降
  • macOS 10.12以降
  • Android 6.0以降

線にしっかり強弱がつけられる

ペンの動きはなめらかです。筆圧は8192レベルで検知できるので、線にしっかり強弱もつけられます

【GAOMON S620】線に強弱をしっかりつけられる
GAOMON S620で描いた線

スマホ/タブレット(Android端末)で使える

付属のアダプターを使えば、Androidのスマホやタブレットに接続して使うことができます。
スマホで使えるペイントソフトを使えば、パソコンを持っていなくてもお絵描きできますね。

【GAOMON S620】スマホと接続して使える

アダプターは「Type-C」のみなので、「Micro-B」の機器と接続したいときは別途アダプターを用意する必要があります。

【GAOMON S620】アダプターはType-Cのみ

スマホと接続時には「横置き」で使うことになるので、ペンタブの入力エリアが狭くなります
「縦置き」で使える製品と比べると、やはり少し狭く感じます💦

【GAOMON S620】スマホと接続時には作業領域は狭い
Android端末と接続したときに作業エリアは101×63.1mm

滑ってずれることは少ない

軽いタブレットだと、描いているときに本体が滑ってしまって困ることもあるのですが、このGAOMON S620は比較的滑りにくいです

【GAOMON S620】本体裏の角の4箇所に滑り止め

ファンクションキーが便利

【GAOMON S620】ファンクションキーは4個

本体には4個のファンクションキーがあります。このサイズのペンタブとしては、標準的な数だと思います。

左利きだとファンクションキーが使いにくい

このペンタブはおそらく右利きを想定していると思われます。
ファンクションキーが本体の左上にあるので、左利きだとキーが押しにくいです。

【GAOMON S620】左利きだと本体のキーが押しにくい

ペンタブの設定アプリ(GAOMONTablet)から、「作業領域」で回転角度を「180°」に設定することで、本体の上下をひっくり返して使うこともできます。

ただ、ケーブルの接続口が手前側に来るのでケーブルがちょっと邪魔かもしれません。
また、下の方にファンクションキーがあるのも、押しにくい感じがしました。

【GAOMON S620】左利きの場合、上下をひっくり返して使える
左利きの場合、上下をひっくり返して使うこともできる(要ドライバ設定)

まとめ

全体的にほとんど欠点らしい欠点はない優秀なタブレットだと思います。
カラー展開も豊富なので、デスクのインテリアと合わせたりもできますね👍

いいところ
  • サイズがコンパクトなので、持ち運びに便利
  • 線にしっかり強弱がつけられる
  • Androidのスマホやタブレットでも使える
  • 描いているときに本体が滑りにくい
イマイチ
  • 左利きだとファンクションキーの位置が押しにくい

ファンクションキーの位置の問題に関しては、「CLIP STUDIO TABMATE」のようにペンを持つ手と逆側の手で握って使う専用コントローラを使うと便利です。

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プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

画像生成AIで思い通りのイラストを描くためのノウハウを試行錯誤で模索しています。IT企業でAI戦略に関わっていたこともあるAIエンジニアです。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました。最近、NovelAIと出会ってまたお絵描きへの情熱を取り戻しています。

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