ペンタブが気になるけど、製品多すぎ😭
初めての1台なら5000円以下のペンタブがオススメです♪
お絵描きするなら持っておきたい「ペンタブレット」ですが、製品がたくさんありすぎてどれを選べばいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
「サイズ」「デザイン」「値段」など、自分なりに優先度を決めて比較するのがいいと思いますが、初めてのペンタブなら5000円以下のお手頃なペンタブがオススメです。
安いペンタブってちょっと不安じゃない…?
今はさまざまなメーカーが優良なペンタブを安価に販売していますので、5000円以下でも十分な性能があります。不安に感じなくても大丈夫です。
まずは「ペンタブってこういう感じなんだ」というのを知る意味でも、気軽に試せる安価なペンタブから始めるのが良いと思います。
本記事では、5000円以下で買えるペンタブレットの中からニーズ別のおすすめ製品を紹介します!
10年以上ペンタブを使ってお絵描きしている筆者が、Amazonで評価が高くレビュー数の多いペンタブを実際にいろいろ買って試しました。
それではいってみましょう!
ペンタブ選びのポイント
はじめに「ペンタブ選びのポイント」をお伝えしておきたいと思います。
「能書きはいいから、早くオススメ製品を知りたい!」という人は、ここをスキップして「【ニーズ別】おすすめペンタブ」を見てくださいね♪
安価に手に入れるなら「板タブ」
ペンタブレットといっても、大きく2種類あります。
「板タブ(板タブレット)」と「液タブ(液晶タブレット)」です。
値段面で言うと、液晶タブレットは高価で新品なら安い機種でも2万円前後します。
そのため、「5000円」という予算枠で考えると、選択肢は「板タブ」になります。
注目したいポイント
サイズ
まず注目したいのは「サイズ」です。
ペンタブの「サイズ」は描き心地に直結します。
サイズが大きい方がのびのびとダイナミックな線を引くことができますが、設置スペースを取ります。
サイズが小さいものは、スペースを取らず持ち運びにも便利ですが、描くスペースは狭く感じます。
それぞれ一長一短です
「大は小を兼ねる」ってわけでもないのね💡
ペンタブ(板タブ)のサイズは特に規格があるわけではないのですが、市場の製品のサイズは大まかに3サイズと考えていいです。「4インチ」「6インチ」「10インチ」です。
※メーカーや製品によって、サイズは多少前後します。「6インチ」クラスの製品のサイズが「6.3インチ」だったりします。
ペンタブとモニタのサイズは近いほうが描きやすいと言われているので、「4~6インチ」はスマホでのお絵描き向きで、「6~10インチ」はパソコンでのお絵描き向きと言えるでしょう。
そして、この「サイズ」は価格にも直結しており、5000円以下のタブレットではほぼすべて「6インチ」以下のサイズとなります。
ファンクションキー
次に注目したいのは、ペンタブ本体の「ファンクションキー(エクスプレスキー)」です。
お絵描きするときにはペイントソフトのさまざまな機能を切り替えながら行います。
そのため、それらの機能を割り当てられるファンクションキーが多いほど、スムーズに機能を切り替えできるので、さくさくとお絵描きができることになります。
対応OS
ペンタブが対応しているOSにも注目しましょう。
ほとんどのペンタブは「Windows」「Mac OS」「Android」に対応していますが、「Chrome OS」「Linux」には対応していないペンタブもあります。
Chromebookでお絵描きしたい人は要注意ね💡
あまり注目しなくてもいいポイント
以下のポイントについては、ペンタブ選びにおいて私はあまり注目しなくてもいいと考えています。
その理由も各項目の中で述べます。
メーカー
ペンタブを製造・販売しているメーカーは限られています。イヤホンなどのように、あまたのメーカーが乱立している状況ではありません。
5000円以下であれば、「HUION」「UGEE」「XP-Pen」「VEIKK」「GAOMON」「Artisul」「筆や写楽」です。5000円以上になると「ワコム」も加わります。それでほぼ全てです。
つまり、得体の知れないぽっと出のメーカーというのはペンタブにおいてはほとんどありません。それよりも「サイズ」や「ファンクションキー」などの実用的なポイントに着目した方がよいと私は考えます。
筆圧感知レベル
ペンタブの仕様の中では「筆圧感知」がよくアピールされています。
これは、筆圧をどれくらいの精度で感知することができるかという性能で、感知レベルが高いほど「線の強弱をつけやすい」ということになります。
ですが、ここで紹介する製品(というより、現存する製品)の筆圧感知レベルはほぼすべて「8192レベル」です。
まれに「4096レベル」という製品もありますが、プロの人は別として、趣味でお絵描きをする分には体感的な差は感じないと思います(少なくとも私にはほとんど差がわかりません)。
なので、筆圧感知レベルはペンタブ選びではほとんど気にしなくてよいです。
【ニーズ別】おすすめペンタブ
それでは、ニーズ別にオススメのペンタブを紹介していきます✨
カフェなどでお絵描きするあなたに
よく持ち運ぶんだよね👜
とにかく携帯性を求めるなら、軽量コンパクトな「VEIKK Creator Pop S640」をオススメします。
特徴はなんといっても、その軽さと薄さです。これなら小さなバッグにでも余裕で収まりますね。
ファンクションキーがないという点に納得できればOKだと思います。
スマホでの作業がメインになる場合、ファンクションキーはもともと効かないので問題ないです。
もっともっと小さいサイズがいい!という方は「VEIKK Creator Pop VK430」もおすすめします。
こちらは「4インチ」サイズなので、PCのような大画面の作業はしんどいと思いますが、スマホでの作業であれば問題なしでしょう。
オシャレにこだわるあなたに
可愛くておしゃれなペンタブがいいな✨
おしゃれで可愛いペンタブを探している人には、「UGEE S640」がおすすめ♪
ほとんどのペンタブは「ブラック」1色展開ですが、このUGEE S640は「ブラック」「パープル」「ベージュ」「レッド」の4色展開。
また、「ホワイト」という珍しいカラーの「RAYWOOD 筆や写楽 TSUKISHIRO」もオススメです。
こちらは日本の中小企業が立ち上げたブランド「筆や写楽」のペンタブの第2弾です。前作の「KUMADORI」もとても評判が良いです。
安心の有名メーカーがいいあなたに
有名メーカーの方が安心だな
やっぱり有名メーカーのペンタブが安心!という人には「HUION HS64」がオススメです。
HUIONは日本でもワコムやXP-Penに次ぐシェアを誇る中国の企業です。
大きいサイズがいいあなたに
広いペンタブでのびのび描きたい!
持ち運びは想定せず、大きいサイズのペンタブでのびのびと描きたいあなたには「UGEE S1060」がおすすめです。
実は5000円以下のペンタブは「4インチ」「6インチ」のサイズがほとんどで、「10インチ」サイズのペンタブはかなり限られています。
「UGEE S1060」は4色展開しているのも魅力です。
ただし、ブラック以外のカラーは5000円をちょっと超えてしまいますので、ご注意くださいね💰
参考:ペンタブ比較表
本記事でご紹介したペンタブの比較表を載せておきます。
製品名 | VEIKK S640 | UGEE S640 | UGEE S1060 | HUION HS64 | 筆や写楽 TSUKISHIRO |
---|---|---|---|---|---|
製品画像 | |||||
作業エリア | 6×4インチ | 6.3×4インチ | 10×6.3インチ | 6.3×4インチ | 6.3×4インチ |
重さ | 181g | 307g | 570g | 258g | 246g |
筆圧検知 | 8192 | 8192 | 8192 | 8192 | 8192 |
ファンクションキー | 0 | 10 | 12 | 4 | 4 |
左利き対応 | ◯ (上下反転) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (上下反転) |
対応OS | Windows MacOS Android ChromeOS Linux | Windows MacOS Android ChromeOS Linux | Windows MacOS Android ChromeOS Linux | Windows MacOS Android | Windows MacOS Android |
Good | サイズが超コンパクト | カラー展開が豊富 ファンクションキーが多い | 入力エリアが広い ファンクションキーが多い | ペンに安定感あり | 「ホワイト」という珍しいカラー |
Bad | 本体が滑りやすい ファンクションキーがない | 特になし | 持ち運びには向かない | ファンクションキーが少ない | ペンがややチープ |
ペンタブと組み合わせると最強のデバイス
クリスタでお絵描きする人にぜひおすすめしたいのが「CLIP STUDIO TABMATE」です。
お絵描きの効率を爆上げしてくれるアイテムです。
まずはペンタブについているファンクションキーを使ってみて「使いにくいな」「もっと効率的に機能を切り替えたいな」と思ったら、ご検討ください。
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