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【Stable Diffusion】EasyNegativeで絵の品質をらくらくアップ!

EasyNegativeの使い方を解説
この記事は約6分で読めます。
らん
らん

絵の品質をアップさせるために「ネガティブプロンプト」が有効らしいけど、何を入力すればいいかよくわからないなぁ…😵

るん
るん

EasyNegativeを使うと、1つのワードで絵の品質を高められます✨

Stable Diffusionで絵を生成する際に、ネガティブプロンプトに「望ましくない描写」を指定すると絵の品質が高まることが知られています。

ここでの望ましくない描写とは「worst quality(最低の品質)」「bad anatomy(おかしな体)」「extra digit(指が余分)」など、絵にとって一般的に好ましくない事柄のことです。

ですが、これらの描写を並べていくと、下のように長文になって入力がとても面倒ですね。

長くなってしまったネガティブプロンプト

bad anatomy,blurry,low quality,error,text,fewer digits,cropped,signature,username,normal quality,bad hands,watermark,worst quality,missing fingers,extra digit,lowres,missing arms,bad feet,long neck,bad proportions,ugly,disfigured,duplicate,extra legs

この問題を解決してくれるのが「EasyNegative」という追加機能です。

ネガティブプロンプトに「EasyNegative」というワードを入力するだけで、絵の品質を向上させることができます。

EasyNegativeあり/なしの比較(セーラー服)
EasyNegativeあり/なしの比較

本記事では、誰でも簡単に絵の品質を高められる「EasyNegative」の導入方法や使い方について解説します。この記事を読んで絵の品質をワンランクアップさせましょう!

この記事はこんな人におすすめ
  • 簡単に絵の品質を向上させたい
  • ネガティブプロンプトを毎回打つのが大変
  • よく聞く「EasyNegative」が何なのか知りたい

EasyNegativeってなに?

EasyNegativeはCounterfeitというAIモデル向けに開発されたembeddings(追加機能の一種)です。
簡単に言うと、ネガティブプロンプトに「EasyNegative」というワードを指定するだけで、絵の品質が向上します。

もともとはCounterfeit向けの機能ですが、他のモデルに対しても有効となる場合があり、モデルの推奨パラメータとして使用を推奨されていることもあります。

効果

CounterfeitでEasyNegativeのあり・なしで絵がどのように変わるかを比較しました。

EasyNegativeあり/なしの比較(バストアップ)
EasyNegativeの効果
EasyNegativeあり/なしの比較(人差し指を立てたポーズ)
EasyNegativeあり/なしの比較(全身)
EasyNegativeあり/なしの比較(顔)

EasyNegativeを指定することで、全体として以下のような傾向になるようです。

  • 描き込みが精細になる(髪や服のシワ、瞳など)
  • 塗りに厚みが増す
  • 陰影が細かくなる
  • 顔がアニメ調になる

導入方法

EasyNegativeにはV1とV2の2つのバージョンがあります。これら2つに優劣はなく大きな違いもないので、どちらか好きな方をお好みで選ぶとよいと思います。

ここでは、EasyNegativeV1のダウンロード方法について説明します。

下記のページにアクセスし、「EasyNegative.safetensors」の横にあるダウンロードボタンをクリックして、ファイルをダウンロードします。

gsdf/EasyNegative at main
We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.
EasyNegativeのダウンロード
EasyNegativeのダウンロード

次に、ダウンロードしたファイルを、Stable Diffusion WebUIがインストールされているフォルダの下にある「stable-diffusion-webui > embeddings」に格納します。

EasyNegativeの配置フォルダ
EasyNegativeの配置フォルダ

EasyNegative V2を使いたい場合は、以下のページから「EasyNegativeV2.safetensors」をダウンロードしてください。

gsdf/Counterfeit-V3.0 at main
We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

ダウンロードしたファイルはV1と同じように、「stable-diffusion-webui > embeddings」に格納してください。

使い方

ネガティブプロンプトを入力する際に、Generateボタンの下にある「花札のボタン」をクリックします。

EasyNegativeの使い方1

ネガティブプロンプトの入力欄の下の方に、新たに「Textual Inversion」というタブが表示されます。この中にあるEasyNegativeをクリックすると、ネガティブプロンプトに「EasyNegative」と入力されます。あとは、いつも通りに絵を生成すればOKです。

EasyNegativeの使い方2

「花札のボタン」を押さずに、ネガティブプロンプトに直接「EasyNegative」と手入力してもOKです。お好きな方を選んでください。

EasyNegative V2の場合は、ネガティブプロンプトに「EasyNegativeV2」と入力します。

どのモデルで有効なのか

EasyNegativeはCounterfeit向けに開発されたものなのですが、他のモデルに対しても一定の効果があると言われています。

ここでは絵柄の異なるいくつかの代表的なモデルでEasyNegativeの効果を比較してみましょう。
便宜上、各モデルを「精細系モデル」「デフォルメ系モデル」「カトゥーン系モデル」と分類して、それぞれの傾向を確認してみましょう。

なお、ここでは公平な比較のために、プロンプトやパラメーターはどのモデルでも同じにしています。

精細系モデル

線の描き込みや塗りが「精細なモデル」で比較してみましょう。
全体として、EasyNegativeの効果が顕著です。線画がより細やかになり、顔の造形も整っているように感じます。

EasyNegativeあり/なしの比較(MeinaMix)
EasyNegativeあり/なしの比較(Cetus-Mix Coda2)
EasyNegativeあり/なしの比較(Cetus-Mix V4)
EasyNegativeあり/なしの比較(Dark Sushi Mix)
EasyNegativeあり/なしの比較(Koji)

デフォルメ系モデル

ちびキャラに代表されるような「デフォルメ系モデル」では、精細系モデルほどEasyNegativeの効果が見られません。

EasyNegativeあり/なしの比較(QteaMix)
EasyNegativeあり/なしの比較(Manmaru mix)
EasyNegativeあり/なしの比較(KayWaii)

カトゥーン系モデル

いわゆるアメコミなどの「カトゥーン系」モデルでは、EasyNegativeによって顔の印象がやや変わります。日本のアニメ風に寄っているように見えます。

EasyNegativeあり/なしの比較(Mistoon_Anime)
EasyNegativeあり/なしの比較(Flat-2D Animerge)

モデルごとの傾向まとめ

るん
るん

筆者が試した限りでは、以下のような傾向がありそうです

  • 精細系モデルでは、EasyNegativeの効果が顕著。絵の精細度がより向上する。
  • デフォルメ系モデルでは、大きな効果は見られない。
  • カトゥーン系モデルでは、顔の造形がやや日本アニメ風寄りに変わる。

これは一例に過ぎませんので、あくまで参考程度にとどめていただくようお願いします。

らん
らん

みんなのお気に入りモデルでEasyNegativeを試してみてね♪

プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

画像生成AIで思い通りのイラストを描くためのノウハウを試行錯誤で模索しています。IT企業でAI戦略に関わっていたこともあるAIエンジニアです。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました。最近、NovelAIと出会ってまたお絵描きへの情熱を取り戻しています。

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