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Stable Diffusion WebUIの超基本操作を解説

Stable Diffusion WebUIの超基本操作を解説
この記事は約11分で読めます。

※本記事中のイラストは、筆者が「AICE冰可 | KawAICE」および「MeinaMix」のモデルを使用してStableDiffusionで作成しています。

らん
らん

前回の記事でStable Diffusion webUIはインストールできたけど、画面に設定がたくさんあるし…どうやって使うの?

るん
るん

初めからすべてを使いこなす必要はありません。まずはモデルの追加txt2imgを使えるようになりましょう✨

Stable Diffusion WebUIはさまざまな機能を使うことができるため、一見すると画面がごちゃごちゃしていて、どこからどう触ればいいかわかりにくいです。

Stable Diffusionの初回起動画面
Stable Diffusion WebUIの画面

まずはご自身の好きな絵柄を生成できるモデルを追加することと、文から画像を生成するtxt2imgを使えるようになりましょう。最低限入れておいた方がいい拡張機能(プラグイン)も紹介します。

本記事を読んで、好みの絵柄のイラストを生成できるようになりましょう✨

この記事はこんな人におすすめ
  • Stable Diffusion WebUIを初めて使う

最初はここだけ見る

Stable Diffusionにはさまざまな機能があるので目移りしてしまいますが、初めてStable Diffusionを使う人に注目してほしいのは下図で示した5箇所です。

Stable Diffusion WebUI初心者の注目ポイント5つ
らん
らん

はじめはこの5箇所だけ見ればいいのね♪

るん
るん

では、順番に説明していきますね!みなさんも一緒にやってみましょう🎨

モデル(チェックポイント)の選択

Stable Diffusionでは、さまざまなAIモデルを選択することができます。これはAIモデルによって得意な絵がそれぞれ違うと理解するとよいでしょう。
なお、Stable DiffusionではAIモデルのことを「チェックポイント(checkpoint)」といいます。

Stable Diffusionはモデルによって絵柄が異なる
Stable DiffusionはAIモデルによって絵柄が異なる

チェックポイントはWebUI上の下記の画像で示した箇所で切り替えることができます。
WebUIのインストール直後はモデルは1つしか入っていません。

Stable Diffusion WebUI - チェックポイント
モデル(チェックポイント)の切り替え
るん
るん

早速、好きな絵柄のチェックポイントを手に入れて使えるようにしていきましょう

チェックポイントのダウンロード

チェックポイントは「Hugging Face」と「Civitai」というサイトで公開されています。
ここから無料でダウンロードすることができます。

Civitaiのトップページ
Civitaiのトップページ
るん
るん

Civitaiの方が絵のイメージがわかりやすいので初心者にはオススメです

らん
らん

確かに自分の好きな絵柄を見つけやすいね♪

ここではCivitaiからチェックポイントをダウンロードする方法を説明します。

Civitaiトップページにアクセスします。トップページでは「チェックポイント」以外のファイルも表示されているので、選びやすくするためにフィルターをかけて「チェックポイント」だけを表示させましょう。
右上の方にあるフィルターボタンをクリックして、Model typesで「Checkpoint」だけにチェックをつけましょう。

Civitaiのフィルター
フィルターをかけて「チェックポイント」だけを表示

チェックポイントだけが表示されるので、この中から好みの絵柄のチェックポイントを見つけましょう。チェックポイントをクリックすると詳細画面が表示されます。

Civitaiでのチェックポイントのダウンロード1
好みのチェックポイントをクリック

Downloadボタンをクリックすると、モデルファイル(チェックポイントファイル)のダウンロードが開始されます。数GBあるので、ダウンロードに少し時間がかかるかもしれません。

Civitaiでのチェックポイントのダウンロード2
モデルをダウンロード

後々、SNSなどで作品を公開するときに重要になるのがモデルの「ライセンス」です。

完全に自分だけで楽しむのであれば気にする必要はありませんが、どこかで作品を公開するときのために、できればこの時点でCivitaiのライセンスの見方を知っておくとよいです。

チェックポイントを所定のフォルダに格納

ダウンロードしたチェックポイントファイルをWebUIで使えるようにするために、所定のフォルダに格納します。

Stable Diffusionをインストールしたフォルダの下の、「stable-diffusion-webui > models」 の「Stable-diffusion」内に格納します。

Stable Diffusion WebUIでチェックポイントを格納するフォルダ
チェックポイントファイルを格納するフォルダ

WebUIにチェックポイントを認識させる

ここでWebUIの画面に戻ります。Stable Diffusion checkpointの横にある「更新ボタン」をクリックします。これで先ほど新たにダウンロードしたチェックポイントが読み込まれ、選択肢に表示されるようになります。

Stable Diffusion WebUI - モデルの更新
ダウンロードしたモデルの読み込み
らん
らん

やったー♪新しいモデルが選べるようになったよ😊

るん
るん

ではこのモデルを使って絵を生成していきましょう!

txt2imgによる画像生成

Stable Diffusionのtxt2imgの概要
文(テキスト)から絵を生成する

Stable Diffusionは、描きたい絵を文(テキスト)で指示して生成するのがもっとも基本的な使い方です。テキスト(text)から絵(image)を生成するので、これを「txt2img(テキスト to イメージ)」といいます。

また、このときの「文(テキスト)」を「プロンプト」といいます(通称「呪文」)。

プロンプトを書く

まずは、好きなモデルで自由に絵を生成して遊んでみましょう。

らん
らん

とはいえ、何をどうすればいいの…?

るん
るん

まずはプロンプトを書いていきましょう

Stable Diffusion WebUI - プロンプト入力欄
プロンプト入力欄

まず、描きたいものを頭の中に思い浮かべましょう。あなたの妄想力が試されます😊
思い浮かんだら、それを言葉で表します。
そこから、キーポイントになりそうな単語を抜き出して、英語に直します。
これが「プロンプト」のベースとなります。

AIイラストのプロンプト作成までの流れ
AIイラストのプロンプト作成までの流れ

基本的なプロンプトの書き方は、「主題:一番描きたいもの」を前の方に、「補助的要素:ポーズや背景など」を後の方に書きます。(プロンプトは前の方にあるものほど優先される傾向にあるため)

プロンプト(呪文)の基本構造
プロンプト(呪文)の基本構造

プロンプトがだいたい書けたら、生成する画像サイズを入力します。

  • 縦長 → Width:512、Height:768
  • 横長 → Width:768、Height:512
  • 正方形 → Width:512、Height:512

とするのがオススメです。「縦長」か「横長」か「正方形」かによって、AIが生成する構図の傾向が違ってくるので、しっくり来るまで色々試してみてくださいね。

Stable Diffusion WebUI - 出力画像サイズ入力欄
出力画像サイズ入力欄

ここまでできたら、プロンプトの右にあるGenerateボタンを押して、絵を生成してみましょう。
ここでは以下のようなプロンプトにしてみました。

プロンプト

girl, blonde hair, school uniform, sitting, bench, park

るん
るん

生成された絵を見ながらプロンプトは修正していくので、あまり考え込まなくてOKです

らん
らん

気楽にポチッとな♪

Stable Diffusionで生成した「金髪の制服少女」
Stable Diffusionで生成した「金髪の制服少女」

Generateボタンを押すたびに違う絵が生成されるので、何度か生成してイメージに近いものが出来上がるか確認してみましょう。

プロンプトを修正する

生成された絵を見ているうちに、「ここはもっとこうした方がいいな💡」というのがひらめくことでしょう。そうしたら、プロンプトを修正しましょう。

例えば、

  • 制服と言ってもブレザーとセーラー服があるけど、セーラー服の方がいいな
  • セーラー服なら黒髪にショートの方が似合うかな?
  • 笑顔の表情にしたいな😊

などなどです。

ここでは、プロンプトを次のように修正しました。

girl, short hair, black hair, serafuku, smile, sitting, bench, park

Stable Diffusionで生成した「黒髪のセーラー服少女」
Stable Diffusionで生成した「黒髪のセーラー服少女」
るん
るん

ここまでが基本的なStable Diffusionの使い方です

絵の保存場所

生成された絵が表示される枠の下に「フォルダ」のアイコンがあります。これをクリックすると、生成した絵が保存されているフォルダを開くことができます。

Stable Diffusion WebUI - 保存フォルダを開く
保存フォルダを開く

Stable Diffusionが苦手なこと

素敵な絵を描いてくれるStable Diffusionですが、万能というわけではなく苦手なことがあります。
残念ながらこれらは根本的な対策を行うことは難しく、最終的には「運」によるところが大きいです😓

※後ほど対策記事をまとめる予定です。

手を描くのが苦手です。

AIイラストが苦手なもの - 手の崩れ

小道具を描くのが苦手です。

AIイラストが苦手なもの - 小道具

うまく食べられません。

AIイラストが苦手なもの - 食事

体の構造がおかしいことがあります。

AIイラストが苦手なもの - 体の構造の崩れ

引きのショットだと顔が崩れやすいです。

AIイラストが苦手なもの - 引きの顔の崩れ
らん
らん

AIにも苦手なことがあるって、ちょっと愛らしいかも😊

るん
るん

苦手なところも丸ごと愛でてあげてください

はじめに入れておいた方がいい拡張機能

Stable Diffusion WebUIでは、拡張機能(Extensions)をインストールすることができます。

やり込んでいくといろいろな拡張機能が欲しくなるでしょうが、まずは初心者が入れておいた方がいいプラグインを2つ紹介しておきます。

拡張機能はExtensionsというタブで管理できます。

Stable Diffusion WebUI - 拡張機能
Stable Diffusion WebUI – 拡張機能


まず、現在インストールされている拡張機能を確認してみましょう。
Extensionsの下の、「Installed」というタブで確認することができます。チェックが入っているものが、有効になっている拡張機能です。

Stable Diffusion WebUI - インストール済の拡張機能
インストール済の拡張機能の確認
らん
らん

それで、おすすめの拡張機能は?

a1111-sd-webui-tagcomplete(タグの補完)

1つめは、タグの補完を行ってくれる拡張機能「a1111-sd-webui-tagcomplete」です。

プロンプトを入力するとき、カンマ区切りで単語を入力していきますね。このタグはある程度、お決まりのパターンがあって、それを「タグ」といいます。
頭文字を何文字か打つと、それに続くタグの候補を自動的に表示してくれるプラグインです。

るん
るん

プロンプトの入力が格段に便利になります✨

Stable Diffusion WebUI - 拡張機能(タグコンプリート)

インストールは簡単です。
Extensionsの「Install from URL」の「URL for extension’s git repository」に以下のURLを入力してInstallボタンをクリックしてください。

https://github.com/DominikDoom/a1111-sd-webui-tagcomplete
Stable Diffusion WebUI - URLから拡張機能をインストール

Installボタンの下に、以下のようなメッセージが表示されたインストール完了です。

Installed into ….. Use Installed tab to restart.

インストールしたプラグインを反映させるために、Installedタブをクリックし、先ほどインストールした拡張機能にチェックが入っていることを確認して「Apply and restart UI」をクリックします。
WebUIが再起動して、拡張機能が反映されます。

Stable Diffusion WebUI - 拡張機能の適用
拡張機能の適用

stable-diffusion-webui-localization-ja_JP(日本語化)

2つめの拡張機能は、WebUIの表示を日本語化してくれる「stable-diffusion-webui-localization-ja_JP」です。

WebUIの表示はデフォルトでは英語になっています。これがとっつきにくくて苦手という方は、この拡張機能を入れることで、表示を日本語にすることができます。

Stable Diffusion WebUI - 日本語化2
るん
るん

あくまで表示が日本語になるだけなので、プロンプトは英語で入力する必要がありますよ

以下のURLからインストールしましょう。

https://github.com/AI-Creators-Society/stable-diffusion-webui-localization-ja_JP

インストール後は、前述した「a1111-sd-webui-tagcomplete」と同じ手順でWebUIを再起動して、拡張機能を反映させます。

生成画像の管理に困ったときは

Stable Diffusionはどんどん絵を生成できるので、気がつくとフォルダに超大量の画像がたまっています。

その中からお目当ての画像を掘り起こすのはすごく大変ですよね。そんなときに役立つのが画像管理ツール「Eagle」です。

るん
るん

筆者はAIイラストで必須のツールだと思ってます!

いろいろ試そう

ここまで読んでいただいた人は、ひととおり絵を生成することができるようになったかと思います。
まずは、ご自身の描きたいイメージを膨らませて、いろいろ試してみることをおすすめします。

お気に入りの作品はSNSなどで発表するのもいいですね。モチベーションになります🌟
そのときは、ぜひ「ライセンス(利用規約)」にも注意してください。

よく使うプロンプトは「Styles」を使って保存しておくと便利です。

るん
るん

Stable Diffusionをめいっぱい楽しんじゃいましょう♪

らん
らん

私もいろいろ絵を描くぞ~🎨

プロフィール
この記事を書いた人
千鳥 るん | Chidori Run

画像生成AIで思い通りのイラストを描くためのノウハウを試行錯誤で模索しています。IT企業でAI戦略に関わっていたこともあるAIエンジニアです。大学生の頃から趣味でイラストを描いていましたが、仕事が忙しくなり一旦筆を置きました。最近、NovelAIと出会ってまたお絵描きへの情熱を取り戻しています。

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