【NovelAI・Stable Diffusion】ポーズ呪文（体全体編）総まとめ！躍動感あふれるポーズでキャラをいきいきと描く

[2024.03.26 追記] NovelAIの参考画像を「V3」モデルで生成した画像に差し替えました。

ポーズでキャラに命を吹き込む

キャラクターを生き生きと描くために、ポーズは重要な要素ですよね。ポーズを見れば、そのキャラクターがどんな性格をしているのか、想像できてしまうこともあるくらいです。

人間はさまざまなポーズをとることができますので、どんなポーズを描いたらいいか悩んでしまうかもしれません。

本記事ではイラストや漫画に使えるポーズをNovelAI・Stable Diffusionの呪文とともに紹介していきます。まずは、「体全体」のポーズを紹介します。

「1人」のポーズ

立つ

立つ：standing

普通に立っているポーズ。

コントラポスト：contrapposto

コントラポストとは、片足に重心をかけて立つポーズのことです。人物が美しく見えるようです。モデルっぽい立ち方ですね。

片足で立つ：standing on one leg

伸びをする：stretching

腕を上に伸ばして伸びをします。

前かがみ：leaning forward

胴体を前に傾けるポーズ。自分の太ももや膝、テーブルなどに手をつくことが多いです。

振り向く：looking back

振り向くポーズです。「見返り美人」という言い回しもありますし、女性の美しさを引き立てる魅力的なポーズです。

歩く：walking

ただwalkingとすると全身が映ることが多いので、cowboy shotなど構図を指定するタグを入れて少し寄った構図にするといいかもしれません。

走る：running

座る

座る：sitting

普通に座るポーズです。sitting, crossed legsとすると足を組んで座ります。足が増えてしまうこともありますが、比較的成功しやすいポーズです。

正座する：seiza

成功しづらいポーズの１つ。正座というよりは「ぺたんこ座り」になってしまうことが多いです。
kimonoとあわせると比較的成功しやすい（ような気がします）。

体育座り：hugging own legs

自分の膝を腕で抱えて座ります。日本の小学校などではこのポーズで児童が待機させられています。
かつてはなかなか難易度の高いポーズだったのですが、NovelAIではV3モデルで飛躍的に成功率が上がりました。

あぐらをかく：indian style, sitting

あぐらは英語でいくつか言い方があるようですが、その中のひとつが「indian style」だそうです。確かにあぐらはかいてくれるのですが、服装や顔立ちがインド系のスタイルになることもあります🤣

indian styleだけでもあぐらという意味ですが、sittingというタグも合わせた方が成功しやすい気がします。

ぺたんこ座り（アヒル座り）：wariza

お尻は地面につき、体の両脇に足を後ろに曲げる座り方。「ぺたんこ座り」「アヒル座り」「女の子座り」などと呼ばれるポーズです。成功率は高めです。

しゃがむ：squatting

足の裏だけを地面につけた状態で、膝を曲げてしゃがむポーズです。

膝立ち：kneeling

膝を地面につけて、お尻を地面から離している状態。いわゆる膝立ちです。

片膝立ち：on one knee

片方の膝だけ地面につけた膝立ち。少し難易度が高いポーズです。

四つんばい：all fours

両手と両膝を地面につきます。体や手の構造がおかしくなることもありますが、一応四つんばいになってくれます。
お尻を向けた構図になることも多いのですが、それが嫌な場合は「blunt bangs（前髪パッツン）」など、顔に関するタグも指定すると顔を正面に向けた構図になることが多いです。

横たわる

横になる：lying

lyingだけだとベッドの上で横になることが多いようです。lying on ◯◯ とすると◯◯の上に横になります。例えば、lying on bed、lying on sofa、lying on grassなど。

後述するように、どこを向くかによって「仰向け」「うつぶせ」「横を向く」とバリエーションがあります。

仰向け：on back

仰向けになって寝転びます。

うつぶせ：on stomach

画像のサイズをLandscape（横長）にすると少し成功率が上がる気がします。

横向きに寝る：on side

横を向いて寝転びます。こちらも画像のサイズをLandscape（横長）にした方が成功率は上がります。

眠る：sleeping

目を閉じて、完全に眠っているポーズです。

飛ぶ

翔ぶ：flying

鳥のように宙に舞い上がるようなイメージです。本当に羽が生える場合があるので、注意です。

ジャンプする：jumping

ジャンプするポーズです。躍動感があって、イラストとしても映えますね。

その他

首をかしげる：head tilt

首を片側に傾ける（かしげる）ポーズ。好奇心やかわいらしさの表現に使えます。

「2人」のポーズ

２人の場合は、プロンプトに「2girls」や「girl, boy」など、２人の人物を描くためのタグを入れましょう。

親密なポーズ

背中合わせ：back-to-back

２人のキャラクターが背中同士を合わせます。

互いの手を握る：holding hands

お互いの手をギュッと握ります。

見つめ合う：eye contact

お互いの目をまっすぐ見つめ合います。

互いの指を絡める：interlocked fingers

お互いの手のひらを合わせて指を絡めます。かなりラブラブ度の高いポーズですね💖

抱き合う：hug

お互いの体に腕を回して抱きしめ合います🤗

お姫様だっこ：princess carry

お姫様を抱えるようにだっこするポーズです。結婚式などでこんなポーズを取ることもありますね。かなりパワーが必要そうなポーズです。

うまくいかないときは

プロンプトの指定だけでは、思ったようなポーズにならないこともあるかもしれません。

そのようなときは、NovelAIであれば「フォームロック」という機能を使うのがおススメです。フォームロックはimg2imgの拡張機能のひとつで、元絵と同じポーズで画像を生成することができます。

Stable Diffusionなら「ControlNet」の「OpenPose」がいいでしょう。

また、そこまでガチガチにポーズを固定しなくて良いなら、通常のimg2imgを使ってやんわりとポーズを指定することもできます。

プロンプトと合わせてこれらの機能もうまく活用してみてくださいね♪

ポーズが決まるとキャラが輝く

ポーズがばしっと決まるとキャラクターも生き生きと輝きます✨
まずは、基本のポーズを押さえて、自分なりのポーズや魅せ方を研究していくとよいかもしれませんね😊

大量の生成画像の管理に困ったら

Stable DiffusionやNovelAIで画像を生成していると、すぐに大量の生成画像がフォルダにたまってしまいますよね。
あとから「あの画像、どこだっけ…？」と思っても探すのが大変です💦
また「この画像はどんなプロンプトで生成したんだっけ…?」というのも調べるのが面倒ですね。

そんなときに役立つのが、画像管理ツール「Eagle」です。
「Eagle」ならこんな風に画像のプロンプトやネガティブプロンプト、Seedなどの情報を自動で登録して管理できます。

検索機能も強力なので、何百枚、何千枚という画像もバッチリ管理できちゃいます✨
「Eagleのことを知りたい」という人はこちらの記事をご覧ください。

Stable Diffusionとの連携には「Eagle-pnginfo」という拡張機能があります。
NovelAIとの連携は当サイトのフリーツール「NovelAI to Eagle」を使うと便利です。
NovelAIとEagleの便利な連携方法については、こちらの記事をご覧くださいませ。